何か大切なことに気づくとき。
それは考えに考え抜いて
頭をフル回転をさせている間は
起こりにくかったりします。
そうかといって
ただぼんやりしていると
天からおりてくる
あるいは降ってくるものでも
ないようです。
その時々の感情を
感じ尽くして
もがいてもがいて
考えて考えて・・
そんな堂々巡りのような
ループを経験しているうちに
底を打つように
考えることに
ほとほと疲れてくる自分を
体感なさります。
考えが止んで
ようやくシンプルに感じることが
できるようになった時こそ
その清濁併せた感じるすべてを
あるがまま、そのまま感じて
大丈夫なのだと安心できる
伴走者があることが
どれほど救いになるでしょう。
ご自身の内側で
ばらばらになっていたものが
一つに融合していった時
頭でどう分析しようと
思考を巡らせようと
心にしっくり落ちてゆかなかったものが
開きはじめたご自身の
あらゆる窓を通して
まるでヒントが
散りばめられたかのように
心のアンテナに引っかかりはじめ
ストンと腑に落ちる感覚が
あることと思うのです。
これは、体感を通して
得るものなので
誰かの体験や感覚
つまり聞きかじった
知識や技法を通して
わかるものではありません。
その時が来たら
ただ「あぁ」と一言だけ発して
すべての合点がゆくのでしょう。
”自分と向き合う” とは
頭で理解して説明ができること
を目指すことではなく
それらを超えた感覚に
きちんと落とし込んでは
そこからの人生の節目節目で
身に刻んだその感覚こそが
その時々、場面に応じた
道しるべとなって
目の前の課題を
乗り越えてゆく内なる力を
身に着けるということ
そんなところなのだと思っています。
投稿者プロフィール

- こまつまさこ心理相談室(安曇野ルーム)心理カウンセラー
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
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小松万佐子から皆様へのメッセージ
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