キーウィのケーキ

 

まだまだお若い世代には
ピンとこない内容かもしれません。

 

私にも、もちろん
そんな時代がありました。

 

体力や気力に満ちあふれ
多少の無理をしようとも

身体はちゃんと応えてくれ

思うがままに動かすことができ
無茶ができる時期。

 

私の場合は
その健気で忠実な

自分の身体のがんばりに
甘えたうえに調子づいて

我が身を振り返らず
使い倒したことで
後々、痛い目に遭うことになります。

 

日々の暮らしにおける
基本生活をはじめ

日常のあらゆる場面で

無理が利いた
人生の一時期とは異なる

身体の機能的な変化を
認めざるを得ない

そんなタイミングは
どなたにもやってきます。

 

私の場合は
その節目ともいうべき時期に

徹夜がまったくできなくなり

アルコールの抜け方にも
大きな変化が生じました。

 

元々、飲酒については
ちゃんぽんをしたり
無茶な飲み方をするタイプでは
なかったと思います。

 

ただ、家系的にアルコールに
強かったのでしょう。

飲み始めると、とことん飲め
ワインや日本酒だと
何脚や何合というよりは

”何本” と単位が違ったとあって

やり過ぎると二日酔いも
大変だった記憶はあります。

 

先日、乗り物酔いについて綴った
ブログでも
写真の注釈に書きましたが

吐き気を催すほど
飲んてしまった日は

フルーツの
”キーウィ” を思い出し

食感や、見た目のイメージで
吐き気を止めるばかりか

お呪(まじな)いかお経のように
「キーウィ、キーウィ・・」と
ひたすら口に出して唱え続けては

こみ上げてくる吐き気を
抑えていた気がします。

 

なぜか効くんですね~、これが・・。

 

お年頃になって
一度の機会に飲み過ぎることは
なくなりました。

1脚、1杯を嗜むくらいで丁度よい。

そんな飲み方が心地よく
ご機嫌にしてくれるような気もします。

(あっ、昨年、企業の皆様と講演会の打ち上げを兼ねて
出かけたバーではアルコールから離れていた時間が懐かしいほど
久しぶりにウォッカベースでブランデーグラス4~5杯いったかもしれません。
まあ、コーヒーで割る「ブラックルシアン」なので
私にとってはアルコールというより甘い水のようなものでしょうか)

 

無理をしないし
無理もできない。

 

そんな『お年頃の丁度良さ』を
今の私は
案外、気に入ったりしています。

 

◎写真は、朝から発つ午後まで仕事の合間に空きっ腹でコーヒーを多飲し続けてしまったうえに、当日の陽気が少し湿度が高く、都内に戻る車中のひどい揺れの中でPC作業を始めたことと相まって、久々のゲロゲロモードを味わったと綴ったばかりのあの日。いつものごとく、到着後からカウンセリングは続くも、最後のお店ではさすがに大好きなコーヒーを見るのも耐えられず、頼んでしまったキーウィケーキ。飾られたキーウィを食さずずっと脇に置いて眺めながら仕事に従事し、乗り物酔いの気持ち悪さを乗り切ることができました。

 

投稿者プロフィール

小松万佐子
小松万佐子こまつまさこ心理相談室(安曇野ルーム)心理カウンセラー
今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ

予約をする(空席確認)

小松万佐子のカウンセリングのご予約確認(24時間対応) ※お電話によるご予約は、 電話による予約方法(フリーダイヤル)でご確認ください。 Please click here to make reservations from my calendar.

コメントはお気軽にどうぞ