入梅を間近に控え
気温は高く
湿気の多い時期になっています。
いつもだったら
何のことはない
ちょっとしたことが
体調に大きく関りやすくなる
そんな時季とも
言えるかもしれません。
ホットヨガを一度でも
体験なさったことがある方は
あの無理やり設定した
特別な高温多湿の環境に
身を置くことで
通常の環境では
気づきにくい
出かけるまでは
いつもと変わりない
と思っていた体調が
ドアを開けて
中に入室した途端
なんでもなかったはずの
ご自身の身体の異変を
つぶさに感じ取り
「あれ、実は今日は
体調、あまりよくないかも・・」
なんて感じるような経験が
あったりするかもしれません。
自律神経に
軽重問わず何かしらの不具合を
抱えている方々にとっては
とりわけその傾向は
強かったりするでしょう。
私は、元々乗り物酔いに弱い
子供時代を過ごしました。
船はもちろん
バスから電車に至るまで
揺れのひどいものは
すぐさま気持ちが悪くなって
毎度、遠足や旅行では
自分用の吐き袋を
(ビニール袋の外側に紙袋を覆い中を見えないようにした)
用意していくような子供でした。
大人になっても
体調によっては
出るときは出ます。
以前も、こちらのブログで
”なんとかなりませんかね、この乗り物酔い・・”
といったテーマを
綴ったことがありました。
長野から都内に戻る際の
山の中を走る「特急あずさ」の
揺れっぷりに
おとなしく寝てればよいのに
便にも依りますが
片道2時間半~3時間という
絶好の移動時間には
PCで作業したり
普段はなかなか時間がとれない
スマホを集中して触れる
よき機会ということもあり
”何とかしたい・・
何か対処策はあるのでしょうか?”
といったものでした。
目の動きによって
起こる現象でもあるので
抜本的な解決策はない
そんなところで
自らを腑落ちさせた
といったところでしたでしょうか。
午後から都内へと移動した昨日は
出発地の長野においては
気温はさほど上昇せず
湿度はそれなりにあるものの
むしろ肌寒い一日だったように
記憶しています。
ただ、出発前まで
仕事をしていて
朝と昼が一緒になった
軽い食事を口にしただけで
電車に飛び乗ったうえに
朝から空きっ腹に
コーヒーばかりを
自宅でも電車の中でも
多飲したことが
一つの要因だったかもしれません。
PCで仕事の事務作業
そして
少しスマホで写真を上げようと
揺れる電車の中で
やり始めた途端
猛烈な乗り物酔いの吐き気に
久しぶりに見舞われました。
あまりにもひどくて
結局、PCの仕事以外は
うなされるように
眠って乗車せざるを得なくなり
もったいないことをしたな
といった移動時間でした。
湿度が上がること
また、苦手な揺れの中に
身を置いたことで
日常の生活の中では
はっきりとは気づきにくい
昨日の時点における
「今の自分の体調」を
把握する機会となりました。
空きっ腹にコーヒーの多飲
そしていつもに比べると
前の晩が睡眠不足だったように
改めて、振り返ると
そうなるべくしてそうなった
要素がいくつも見つかりました。
せっかくの移動時間
寝て過ごすことがほとんどで
残念ではありましたが
到着してすぐに
仕事が始まることを思えば
身体の不調に早めに気づき
休息をとれたことは
何よりだったと思います。
気温や湿度、そして
気圧の変化といった
気象条件だったり
いつもと異なる
環境に身を置くことによって
見落としてしまいがちな
ささやかな身体の不調に
気づきやすくなる。
やっかいではあるのですが
その環境にむしろ感謝して
身体が発するサインを
早め早め
丁寧にくみ取りながら
この時季をうまく乗り切って
いけたらと思っています。
皆さんも、毎日の健康状態
いつものままでは気づきにくいことも
身を置く環境の変化によって
「あれれ?」と
気づくことが増える季節。
どうぞ、お身体を大切に
今週も健やかに
乗り切っていらっしゃれますように。
◎写真は既に、ほとんど散ってしまった我が家の門先のオオデマリの最後の時。吐き気が強いとき、私はなるべくスッキリさわやかなものをイメージし続け治めるようにしています。私にとっては、乗り物酔い時も、飲酒しすぎた際の吐き気にも、キーウィがなぜかてきめんに効果を発揮してくれます。今日はオオデマリのような清々しい写真で治めてみました。
投稿者プロフィール

- こまつまさこ心理相談室(安曇野ルーム)心理カウンセラー
-
今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ