毎日、毎日
あるいは
時々、思い出したように
思い出しては
よくも悪くも心かき乱され
気づくと頭も心も
その人、または
その人との関係性に
占拠されている状態・・。
そんな時も、人生には
あるのかもしれません。
相手を思う気持ちにも
愛しい相手に心奪われる
まるで恋の初期のような
朝露さながら澄み切って
喜ばしい気持ちのこともあれば
憎々しかったり
許せなかったり
嫌いで嫌いで仕方なかったり
気になって仕方なかったり
羨ましかったり
妬ましかったり
思いは様々なれど
とりわけ、不快で
自分自身でも戸惑うような
認めがたく
好ましくない感情の類い
考える、思うだけで
どうにかなりそうで
何をやるにも手が着かない
そんなお気持ちになる
お相手というのも
あったりするのかもしれません。
そんな時は
舞台上のどの位置に立とうと
動き回るご自身を
追いかけるように
ピンスポ(スポットライト)があたる
自らの姿を
思い浮かべていただきたいのです。
その舞台には
常日頃から胸にある
好ましい相手ばかりでなく
頭を悩まし
胸を千々乱させる相手も
人生の各シーンごとに
登場したりしているのですが
忘れてはならないのは
その舞台の主人公は
他でもない、
ご自身でいらっしゃること。
代役はいっさいききません。
各章ごとに
皆さんにイヤでも絡んでくる
名脇役ともいえる
個性豊かで、時に
強烈な登場人物たちに
主役を奪われることがなきように。
章やシーンによっては
登場する割合が
主役を上回ることがあったとしても
彼らはあくまで脇役であり
どれほど
重要な役割、大切な存在の
人物であっても
本人ではない以上
”名脇役” に過ぎません。
あくまでも主人公は
ご自身でいらっしゃいます。
たとえ
"名脇役” とつかずとも
脇役たちに
大切な物語の主役を
奪われることはないのです。
どうぞ、人生の舵を取るのは
主役であるご本人であることを
心のどこかに据え置きながら
人生の各々のシーンにて
ただの脇役、あるいは
名脇役たちを
次から次へと
舞台に迎えながらも
ご自身のかけがえのない物語を
主役の意思と選択ありきで
展開させていらしていただけますように。
投稿者プロフィール

- こまつまさこ心理相談室(安曇野ルーム)心理カウンセラー
-
今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ
最新の記事
大切なこと2025年5月23日人生の主役と名脇役たち
ハーモニー2025年5月22日身体の内と外とのバランス
小さなしあわせの種2025年5月21日長くなる日のなかで
こころ2025年5月20日ろくなもんじゃねぇ