寝覚めの床のニリンソウ

 

かわいい花ですよね~。

GWに県内の景勝地『寝覚めの床』を
訪ねた際に見かけたニリンソウです。

 

新緑が美しく映える季節に

可憐で真っ白な
ニリンソウの小さな花が

群落をつくって
咲いている様子は
清々しくすら感じたものです。

 

あまりにもかわいらしかったので
写真に収めた後
ニリンソウの花言葉を調べてみました。

 

『協力』だとか『友情』
といった人思いの言葉が目立ちます。

 

一本の茎に
まず最初の花が咲くと

後を追いかけるように
次の花が咲くことから

「ニリンソウ」と
この名前がつけられたのだとか。

 

私たちの毎日も
多くの人々の協力があって
成り立っています。

 

これは社会についても
そうですが

一人一人を眺めても
当てはまるかもしれません。

 

皆さんの毎日はいかがでしょう?

 

私自身を眺めても
本当に多くの人々の協力があって
毎日が、人生が動いています。

 

それは、決して
誰かの支えがないと
人生が動かない
ということではなく

自分の足で立つことが
もちろん
大前提ではあるのですが

人が一人でできることには
限りがあって

何もかも
自分自身が一人で
回しているように見えても

実は、大なり小なり
また
見える見えないに関わらず

誰かしら周囲の力を借りて
大切な人生をまわしていることに
気づく瞬間が多々あります。

 

「こんなに困っているのに・・」

「誰も力を貸してくれない」
「手伝ってくれない」

とおっしゃる方々に会うことがあります。

 

本当にそうでしょうか?

 

多くの場合は『協力』を
自分本位で捉えていることも多く

相手や周囲への
依存となってしまっており

まずは自分の足で
立とうとしておらず

(これは、動くタイミングを迎えているのに
物理的に動こうとしないことだけに限らず

その時の心の在り方、つまり環境や他者ばかりを責めて
己の振る舞い、今現在の自分の姿を眺めることなく
不満を漏らし続けていることなども含まれます)

寝転んだまま(例えです)
自分が思うように物事を動かしてくれる
”誰か” を求め
助けを請うたところで

それは残念ながら難しいかもしれません。

『協力』とはまた別ものだからです。

 

まずは 等身大の
”今の自分” が自らの力で
動けるところから動いてみる。

そこに真摯に向き合い
力と心を尽くして
みることかもしれません。

そうして取り組む姿勢や
人としての心の在り方に

共感した人々が
自然と手を差し伸べ
助けたくなる。

 

本当はそんなところなのかもしれません。

 

また、自分自身を
眺めるにあたって

閉じていた心の目が開いたとき

さりげなくとも
多くの人々の力添えが

ここまでのご自身の人生にも
たくさんあったことに
気づけることがあります。

 

ささやかなことであれ

日々の「私」を支えている
あらゆる物事や人々に
心からの感謝を覚えられたとき

さらなる『協力』(=助け)が
もたらされることもあるように
私個人としては感じています。

 

『協力』も『友情』も

あえて言葉に出してしまうと
時に、薄っぺらく
感じてしまうかもしれない

けれども、実は
私たちの身の回りには
たくさん溢れている

多くの救いの手や機会(=『協力』)を

どうぞ、今日も
ご自身の澄んだ心の目で
見つけていらっしゃれますように。

 

投稿者プロフィール

小松万佐子
小松万佐子こまつまさこ心理相談室(安曇野ルーム)心理カウンセラー
今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ

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