かつて、今日のタイトルから
”たち” をとった
流行歌がありました。
”近頃、私たちはいい感じ・・”
こんな出だしから始まる
ゆるりとして
頭にメロディが残りやすく
たいへん親しみやすい
大ヒット曲でしたね。
ご夫婦やカップルといった
大切な人との関係について
ご相談にいらっしゃる方々を
中立して俯瞰する立場から
みさせていただくときに
まさにこんな瞬間を
垣間見ることが
あったりするのです。
もちろん、ご当人たちの
何とかしたいというお気持ちは
大切に酌みつつも
当相談室では多い
カウンセリングのスタイルである
定期的な定点観測を含めて
同じクライエント様に
何度かカウンセリングを
実施していると
ふと、「あれ?」と感じる
瞬間があったりします。
もちろん、苦しいと
お感じになる問題の種については
その都度、しっかり
お手伝いをさせていただくものの
相手の特性や気質といった
どうにもならない部分
あるいは、ご本人の気づきや
それをどうしたいのか
という選択をも含めた
今すぐには
どうにもできない部分については
そこを、またその部分を
苦しいと感じる相手がいることを
まずは、それぞれ本人が
そして互いが知るところから
寄り添わせていただいております。
ある程度の期間
みさせていただいていると
「あぁ、これも
このお二人ならではの在り方の
一つなのだろうな」
そう、感じさせていただくことがあります。
俯瞰した視点から
終始、事象や問題とおっしゃることを
眺めさせていただくからこそ
だったりするのですが
まさに、『これが私たちの生きる道』
といったところでしょうか。
カウンセリングを通して
お一人お一人の心の中にも
ご自身を眺める力や
事象に対する感じ方、捉え方を
自らにとって
受け止めやすいよう変換する力も
ついてくるので
ご自身の内側にこそ
問題と感じることに対する
解決のヒントや
解決策そのものがあることにも
次第に気づかれていらっしゃる
所以なのでしょう。
ただ、やはり日常の中で
とりわけ、それぞれに
関係性以外の他のことに
いっぱいいっぱいで
余裕がなくなっており
相手にきちんと
向き合いきれていない時などは
これはこの世で生きるすべての人
もちろん、私をも含め
誰一人例外なく
余裕がない時や
人生の一時期というのは
必ずあったりするのですが
やはり関係性や相手の
理解できない点について
ある程度、頭では
解ってきていても
あーだこーだ
言ってしまったりすることも
あることと思うのです。
もちろん、少しずつ
気づきを通して緩和させることは
充分可能だと感じています。
それでは
”あーだこーだ言ったり
衝突すること自体が悪いことか?”
といいますと
私は決して
悪いことだとは思っていません。
朝から晩まで
一時も欠かさずそれでは
まずいとは思いますが
相手の言動に
あーだこーだ言って
時に衝突すること
それらもひっくるめて
お二人にとっては
大切な物語の1ページ
または構成要素の一つなので
そこをひっくるめて
私たち二人の関係や物語の一部
と捉えていらっしゃれるかどうか
になってくるかなと思います。
なぜなら、どれほど
ひどいケンカをしても
お二人が自ずと
歩み寄っていらっしゃる
瞬間瞬間もあることを
中立の立場からは
何度となく
確認できていたりするからなのです。
もちろん、ケースによっては
そうした兆しはいっさいなく
一緒にいること自体が
耐え難い苦しみ
となっていることもあります。
当相談室へのご依頼は
特に、多種多様ですので
ご相談いただくケースには
大変根の深い、深刻なもの
もあることは
付記させていただきますね。
本日の記は
数多のご依頼の中でも
多いケースではあるものの
ほんの一例と捉えていただけると
よいかと思います。
お二人の関係性において
「関係性はこうあるべき!!」
と思い込んで目指していた
メディア、または
自分たち以外の誰かが
生み出した理想とは
決して一致していなくとも
よいのでは、と思うのです。
そもそも、私たちは
そんな完璧な存在ではありません。
自分一人の心内ですら
たくさんの矛盾を抱き合わせて
それでも日々、懸命に
生きているのですから。
私が、あるいは相手が
善い悪いという観点ではなく
物事に対する
私自身の捉え方に
変化を生じさせながらも
目の前のお相手を
きちんと見て、聴いて
知ったうえで
お二人の関係の中の
ある点だけに
焦点を当てすぎることなく
「私たち」、つまり
お二人の生きる道ならではの
落としどころ
”これが私たちだものね”
を見つけていらっしゃれると
よいのではないかな
そんな風に思っています。
投稿者プロフィール

- こまつまさこ心理相談室(安曇野ルーム)心理カウンセラー
-
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