訪問先から運転して帰る途中に
眺めた夕暮れ時の北アルプス。

茜色に空が染まってゆくなか
もうもうっと煙のように
立ち昇る黒い雲が
とても印象的でした。

同じ絵図のなかに

青い空も
白い雲も
茜色に染まった空も
黒い煙のような雲も

共にあって・・。

その様子が、どこか
私たちの心の中に
似ているなと感じたのでした。

心も同じく

青い空だけで澄み渡る日もあれば

空全体を覆う雲の合間に
強い太陽の存在と陽射しを
感じることもあったり

様々な、時に相反するような
感情の要素が

そこには相混ざって
同居していたりします。

あるものはそのままに
あるというそのこと自体を
受け止めながら。

切り取った瞬間の
心の世界のキャンバスに

たとえ、どのような要素が
入っていようと

私たちに生命があって
心があるからこそ
毎瞬間、動き続けている

多種類の色味を持ち
それぞれが
美しい個性を放つ

まるで数百色、いえ
それ以上の種類の色鉛筆のような
様々な感情たちが描く絵は

それだけで
素晴らしいのだと思うのです。

どうぞ、あるがままを受け止めて・・。

皆さんの心のキャンバスには
今日はどんな絵が
描かれているのでしょうね。

投稿者プロフィール

小松万佐子こまつまさこ心理相談室（安曇野ルーム）心理カウンセラー

今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ

最新の記事

ブログ記事一覧

• ハーモニー2025年3月14日色鉛筆と心の絵
• 大切なこと2025年3月13日「私」の物語　～旅立ちの章～
• きょうのつぶやき2025年3月12日コンプリートリラックス
• こころ2025年3月11日光を探す本質に触れて