とても素敵な笑顔で笑う方々にも

お一人お一人
その方にしかわからない
苦しみや悲しみがあって

乗り越えたとか
克服したとか

そういうんでなく

それら悲しみの種と
日々の暮らしで見つける
小さな幸せの種が

同じ心の中で
部屋を違えて同居しながら

こちらの扉が開いたり閉ったり
あちらの扉が開いたり閉ったり

繰り返しては
毎日を紡いでいるのでしょう。

悲しみは無くさなくてはならないの？

いいえ、そんなことはないのでしょう。

なくす必要などないでしょうし
私たちに、心がある限り
なくなることはないからです。

私たちは

悲しいと感じることも
どこかその胸には
抱き留めつつも

どれほどの暗闇の中を
歩んでいたとしても

心のどこかでは
光を見つけようとする
私たちの本質の部分そのままに

今日という日を
心の中の様々な扉を
開けたり閉じたりしながら

歩み続けていくのだと思うのです。

向き合うその笑顔が

一緒に笑いたいような
一緒に泣きたいような

様々な趣を伴い
揺さぶりをかけながら
心に響きくるのは

幸せ、そして悲しみといった
たくさんの種が混じって
生み出された

生きているからこその
証そのもの
だからなのでしょう。

今年も、３月１１日を迎えています。

小松万佐子こまつまさこ心理相談室（安曇野ルーム）心理カウンセラー

今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ

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