様々な色のアネモネ

 

昨日も朝からかなり冷え込む
一日でした。

一仕事終えて、運転し
向かう先は
お馴染み越生の山の中にある
黒山のサロンです。

 

今回2回目となる

432HzピアニストのKUNIKOさんが
毎回ゲストを違えて開催する
山の中のサロンコンサートは

テノール歌手
土崎譲さんを迎えての
演奏会でした。

 

ドイツリートをはじめ
海外の曲はもちろん
日本の歌曲をいくつも

歌詞や情景を豊かに
432Hzの響きに乗せて
表現くださいました。

 

カンカンしない響きの
432Hzの音色(おんしょく)と
テノールの歌声は

前回のチェロ同様に
細胞や心のひだの深いところに
染み入るようで

聴いていることが
特別というよりも
とても自然な感じがしました。

 

背を正して聴く音楽
というよりも

何かをしながらであっても
寄り添うようにそこにあり
思考や心を邪魔してこない
寄り添うような・・

そんな感じのハーモニーに
感じられたのです。

 

そこは、曲間のお話をはじめ
演奏後の懇親会のお茶会でも
伺い知れた

歌い手の方のお人柄が
大きく関わっているのかもしれません。

 

山のサロンコンサートは
そこに集う聴衆を巻き込み
”皆で、今この瞬間の響きをつくる”

という参加型であるように
個人的には感じているのですが

今回は歌手の方との共演とあって
アンコールの
『旅立ちの日に』をはじめ

我々、聴衆も
演奏者お二人と一緒に
何曲か共演して
歌う機会をいただきました。

 

テノール歌手自らが
指揮をなさり
響き合った『大地讃頌』の合唱は

KUNIKO先生と
トレーナーの松澤先生が
とても大切になさっている
テーマの一環です。

 

昨日の回は特に
プロの演奏家や芸術関係の方々も
多かったことに加え

合唱団の方々も
多くいらっしゃったほか

小さなお子さんから
ご年配の方々まで

普段の生活では
それぞれが異なる人生背景を持つ
集った皆さんが

「今、この瞬間」を共有し
それぞれの身体を楽器として

歌声を通して調和し
響き合うことを

リアルに経験する時間でした。

 

即興、その場でしか生まれない
音楽やハーモニーが

ひいては
お一人お一人の人生が
交わり響き合うって

そして、それを互いが
聴き合い感じ合うって

すごいなぁと改めて感じます。

 

何より、集って歌う皆さんの
表情、笑顔が
ピカピカしていることといったら!

 

”胸が開く” という感覚を
寒い真冬の夕暮れに
胸の温もりと共に伴い
帰途につく

そんな日曜日でした。

 

投稿者プロフィール

小松万佐子
小松万佐子こまつまさこ心理相談室(安曇野ルーム)心理カウンセラー
今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ

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