善光寺

 

昨日、午前の仕事を終えて
午後からは長野市内に
出向く所用があり

仕事であるとはいえ
せっかくだからと
運転する車に両親をも乗せ

夜半から
安曇野ルームで再開する
セッションまでに戻るよう

現地での打ち合わせ後に
両親と合流し

善光寺さんへ久しぶりに
参拝してきました。

 

昨日は大安だったとあって
もう少し混んでいるかなと思いきや

見渡す限りの来訪者は
洋の東西を問わず
海外からの観光客が主で

平日午後ならではの
独特な雰囲気も
なかなか楽しいものでした。

 

両親は高齢ですが
父はまだ健脚である一方

母も、充分歩けるものの
石畳の上を長く歩くことは
不安定で疲れやすいこと
また歩みが大変遅いとあって

車いすをお借りして
参道の散策を共に
楽しませていただきました。

 

お借りした車いすを
なるべく平坦な場所を選んで
走らせるものの

時折、少しの凹凸を
乗り越えなくてはならないような
場面もあったりして。

 

日常から車いすを使用していない
ということもあってなのでしょう。

 

押す側である父も私も
お借りした車いすの
仕組みを熟知しておらず
図らずに右往左往する

そんな場面もありました。

 

すると、どの場面でも
特に、利用する母と同じく
高齢の父が

自分自身も歩くにあたり
手押し車のような具合で
大変楽とあって

率先して車いすを
押すことをやっていたのですが

その姿を目にして
不憫に思ってくださったのか

海外からの観光客の方々が

大変若い世代を含め
代わる代わる

「代わりに押しますよ」
と申し出てくださるのです。

 

例えば、興味があって
立ち寄った

気になる芋けんぴの店や
味噌屋さんの店舗前で

私の戻りを待つ両親を
通りすがりに
見かけてなのでしょうか

車いすのハンドルを握る
高齢の父の周りに

声掛けをしてくださる
人だかりがあって

彼らのために購入した
甘酒を手に持ち
店から出てきた私が驚く・・

なんてシーンが何度かありました。

 

”父は、娘がいるので大丈夫ですよ”

と、いただいたご厚意に
感謝を述べながら

丁寧に、やんわりと
お気持ちだけいただくことを
繰り返していたようです。

 

私が押している時も
なかなか乗上げが難しい箇所で
少しでも右往左往していると

日本人の大学生くらいの
お年頃だったでしょうか

すぐさま、若いお嬢さんたちが
”お手伝いしましょうか”
とお声掛けくださり驚きました。

 

わずか1時間足らずの
参道散策でしたが

どれほど多くの周囲の方々が
思いやりの気持ちを
分けてくださったことでしょう。

 

昨日は寒さが緩み
県内でも日中は
たいへん暖かな陽気に恵まれました。

 

それでも、心の温かさは
それ以上に暖かく

人が生来備え持つ
他者への思いやりに触れ

ふんわりと
やさしい気持ちになりました

 

善光寺のにゃんこ1

◎参道にいた観光客に大人気で、四方八方、多数構えられたカメラの前でマイペースを貫いていたにゃんこ。にゃんこを含め善光寺参拝シリーズは、また、再開したインスタにどこかのタイミングで貼っておきます。

投稿者プロフィール

小松万佐子
小松万佐子こまつまさこ心理相談室(安曇野ルーム)心理カウンセラー
今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ

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