心のなかでご自身に関する
大切な気づきを得たりすると
あるいは、
その気づきに至るまでの
道中の終盤辺りで
そこに至るまで
一生懸命生きていたご自身に
ダメ出しをしたり
×をつけている
そんなシーンに
立ち会うことがあったりします。
「今までの自分はちっとも
わかっていなかったな」
「今までの自分は最悪。全然ダメだな」
表現の仕方は様々ですが
今のご自身にとって
大切なことに気づいたからこそ
一旦は、過去、あるいは
気づきに至るまでのご自身を
否定的に捉えてしまうのでしょうか。
新しい洋服を買い求めに
出かけた先の店内で
気に入った物を見つけ
試着室にて試着する際に
脇に脱ぎ置かれた
これまで気に入って
身に着けていたものが
突然、どこか古ぼけて
まるで冴えないもののように感じる
あの感覚にも
どこか通ずるかもしれません。
気づきを得ることは
たいへん素晴らしく
そここそ、この先の
よりご自身らしく生きるための
起点となってゆくことでしょう。
でも、そこに至るまでの
ご自身も
実はとても大切で
ここまでの過去が
あったからこそ
大きなご自身のための気づきを
得られたと言っても
過言ではないと思います。
このブログでも
何度となくあちこちに
同じことを綴ってまいりましたが
私たちは人生のどの瞬間も
その時々のベストを尽くして
最善と思い生きています。
その積み重ねの中で
その時々のご自身に合った
「私」であろうと
努めていらっしゃるのでしょうから
ある時点までのご自身を
ダメ出ししたり
大批判する必要もない
と思うのです。
いえ、何をもって
批判などすることが
できましょうか。
ここまでの「私」が
あったからこその
”この気づき” と
堂々と胸を張って
日々、進化なさっていらっしゃる
ご自身を今日も
他の誰でもなくご自身が
温かくその進化と成長を見守り
観察し続けていただけたら・・
そう思うのです。
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ
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