桜と椿

 

本日は、成人の日。

この日を迎えられた皆様
そして、親御様をはじめ

成人したお子さんたちを
見守りつづけた周囲の皆様に

心よりお祝いを
申し上げたいと思います。

 

22年に140年ぶりに
民法の改正が行われ
18歳からが成人とみなされ

選挙権も18歳から
付与されている現在では

成人の日といっても

20歳の会を指すものなのか
18歳を指すものなのか

と、その捉え方は
各自治体任せといった曖昧なところも
あるのかもしれません。

 

高校を終えて
受験や就職が一段落して

新たな専門の学問を学ぶ場や
社会へ出て働くという
節目を越えて

改めて、20歳を迎えたことを祝う会
といったところなのでしょうか。

 

既に選挙権を持っていらっしゃるとあって
自らの意思や意見を
世の中や世界に投じてゆく機会も
義務教育の時期よりは
ずいぶんと増えています。

 

今日という日を迎えて
どのような思いが
皆さんの胸には
去来していらっしゃることでしょう。

 

自らが考えて行動し
その行動した結果について

他の誰でもなく
ご自身が責任を持つ。

 

成人としての在り方については

「かくあるべき」
といった
もっともらしい規範はないと
個人的には思っています。

 

それぞれの家々における
その時々の状況はもちろん

そこに絡み合う一人一人の状態
またはその関係性によって

ご家族ごとに
様々なスタイルや形があってよいと
私は常々、感じております。

 

家族のそれぞれが
個々の存在とその思いや考えを
尊重されたうえで
各々の本分にあたり

家族はもちろん
周囲や世の中のために
何かしらの働きかけをして
生活していらっしゃるのであれば

何を、一般化された形に
合せる必要がありましょう。

 

そもそも、そんな
「かくあるべき」の形すら
メディアを通して一般化された

本来ならば、規範とも言えないもの
だったりするのでしょうから。

 

18歳であれ、20歳であれ
いわゆる大人になっても

自らの存在とその役割を
自らに問うことが
止むことはありません。

 

それは生命ある限り
生涯通して問答し続け

問うたことを試しては
その時々のご自身を眺め

自らの腑に落としたり
違うと感じれば
自らの意思で取捨選択してゆく

その繰り返しとなる
長い旅路だったりするからです。

 

これを綴っている私自身も
この先も皆さんの横を走りながら

同じように日々
問い続けてゆくことでしょう。

 

世の中には
たくさんの言葉が
飛び交っています。

 

けれども、言葉の上っ面な意味に捕われ
簡単に解った気になるのではなく

その言葉が
今の「私」の中で変換されると
どんな思いや考えになるのだろう

と自らの内できちんと変換して
ご自身のもの、言葉にしゆくことも
とても大切になってきます。

 

無数に転がっている
もっともらしい言葉を
そのまま借りて
解ったように語るのではなく

言葉に真の意味を持たせるのは
他ならぬご自身
であるということです。

 

心新たに迎えられたこの日を機に
身近な人々へはもちろん
周囲への感謝を覚える方々も
いらっしゃることでしょう。

 

そのお気持ちが
さらなる幸せと
いっそう感謝を覚える出来事を
ご自身の人生
に呼び込むであろうことを

どうぞ自らの感覚を通して
実感し、味わっていらっしゃて
いただけますように。

 

本日は、おめでとうございます。

 

  【学生カウンセリング・こどもカウンセリング】

 

投稿者プロフィール

小松万佐子
小松万佐子こまつまさこ心理相談室(安曇野ルーム)心理カウンセラー
今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ

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