万平ホテルの庭の階段

 

若い時分には
駅や建物の階段を

2段飛びなどして
先を急いだものです。

 

お年頃となった今では
その後がひぃひぃ言ってしまって
使いものになりませんから

そうした一足飛びな
ステップではなく
目の前の足場を確実に上っています。

 

日常生活の一コマに限らず
人生において
何かを成すにあたっても

どんなことでも
小さなステップを確実に。

 

私たちが個々の人生において
日々、懸命に生きる道中には

調子が良い時も
そうではない時も
もちろんあって

自らが刻み続ける
ステップ

もっというのであれば
ご自身の細胞のリズムが
ある程度一定であることで

調子の良しあしをはじめ
遭遇する物事や人によって
揺れることや
ペースが乱れることはあれども

「ここに戻る」という
安心を覚え
本来の力を取り戻す

そんな基点があることは
大いに助けとなってゆくことと思うのです。

 

小さな一歩、一歩が
大切に、そして確実に
積まれてゆくことで

盤石の基礎を築くこととなり

気づいた時には
ずいぶんと遠くに来たものだと
自らの軌跡を感慨深さを伴い

その基盤の強さと
いかようにも応用の効く力を
実感することができることと思います。

 

だからこそ、どんな時も
また大事な場面こそ

小さなステップを大切に・・
なのかもしれません。

 

◎写真は、色とりどりの落ち葉がおそらく掃いても掃いても絨毯のように降り積もっていた時期、11月下旬の旧軽は万平ホテル敷地内。
タイトルは、昭和世代の方々はなんとなく、おわかりになるでしょうか。海援隊が歌う『思えば遠くへ来たもんだ』
より、文言の変化球バージョンで。

 

投稿者プロフィール

小松万佐子
小松万佐子こまつまさこ心理相談室(安曇野ルーム)心理カウンセラー
今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ

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