街中のあちらこちらに
クリスマス
あるいはシーズン特有の
美しいイルミネーションが
煌めく季節です。
賑やかなのは大歓迎なので
心までウキウキ
踊るような気持ちになります。
これは、クライエント様たちに
限ったことではないのですが
「あぁ、これがこの方
本来のお姿なのだろうな」
と強く感じられる瞬間に
出逢うとき
胸がドキドキ
とても大切で尊いものに
触れさせていただいたかのような
澄んだ気持ちになります。
例えば、身につける
物や衣服はもちろん
口をつく言葉に至るまで
その人そのものや
経験してきた人生と
ある程度合致していないと
「ん？」とちょっとした
違和感を覚えたりします。
これは思春期をはじめ
私たちが成長してゆく過程の
どこか一時期に
背伸びしてみたり
高下駄を履かせてみたり
誰もが一度は
やってみた経験があること
だったりするのではないでしょうか。
ただ、それが成長期の
一時期に終わらず
等身大のご自身とはズレたまま
こうだと思い込んだり
見せるほうが大きくなった状態が
常、つまりスタンダードに
なってしまうと
なかなか、人生において
根底からひっくり返されるような
大きな出来事でも起きない限り
その見せるために纏ったもの
つまりハリボテを外すことは
難しくなるようにも感じています。
そして、その違和感は
心眼を備えた他者以上に
他でもないご自身が
どこかしらで感じて
わかっている部分だったりするので
見せている姿や在り方とは裏腹
ご本人は、常々より
誰かにその急所を
見透かされてしまうのではないか
という恐怖や不安に
駆られていらっしゃるように
感じることもあります。
当相談室では
”本来のご自身で耀くこと”
これを大切にサポートさせて
いただいております。
先述のような纏ったもの
または、見せようとするものが
次第に外れてゆくと
その方が本来備え持っていらした
真の輝きに触れることができる
そんな風に実感を伴い
何度となく
感じさせていただいております。
素敵に見せることは決して
悪いことではないと思います。
そもそも、お一人お一人が
どう在りたいかに
良いも悪いもないものです。
ですが、見える姿と
その人を取り巻く現実、あるいは
備えるご自身の内実が
合致していないことには
いずれどこかで
当人であるご自身が
偽ったり、装ったりして
誤魔化し続けることが苦しくて
耐えられなくなるということも
あったりするのかもしれません。
どのような見せ方（魅せ方）も
本人すら漏れ伝わっていることに
気づかないであろう
内側から自然と放たれる
その人本来の
真の輝きにはかないません。
光が世の中の随所に煌めく
この季節だからこそ
どうぞ内なるご自身
そのままを堂々と
放っていらっしゃってください。
きっと、眩しいほどに
強く、そして美しく
耀いていらっしゃることと思います。
◎写真は、肩を並べて移動する知人と、互いに夢中になって話ながらも、一旦、「わぁっ！」と小さな歓声を上げて振り返り撮った赤坂Bizタワー前のキラキラですね。都内カウンセリングでは界隈でのセッションも多いので、この季節ではお馴染みの光景です。
投稿者プロフィール
- こまつまさこ心理相談室（安曇野ルーム）心理カウンセラー
-
今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ
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