食いしん坊にとって
実りの秋ほど
ウハウハする季節は
ございません。

旬の食材などは特に
何を食べても
美味しいとあって

腹八分目を思わず
忘れてしまいそうです。

腹八分目の大切さを
長くお世話になっていた
ヨガの先生に
説かれた時期がありました。

身体が求める以上の
あるいは
必要以上の食物を
摂り過ぎると

エネルギーが重くなり
かえって行動や
身体はもちろん心の活動の
妨げにさえなることを
説いていらしたのでした。

私も、食べ過ぎた時などは
自分自身の体感を通して
エネルギーが重くなる感覚を
実感しております。

ただ、周りの人より
美味しいの感覚のまま
たっぷり量をいただける体質らしく

私を基準にしてはいけませんよ～
とでも申しておきしょうか。

そんな私でも
「やってもた・・・」と
後悔でのたうちまわることはあります。

下腹丹田の力が落ちていると
食べ過ぎている場合は
身体でよくわかります。

食べ終わるとすぐに
眠くなってしまうのですね。

ちょうどよい加減
腹八分目

といった感覚は

やはり自分自身を
観察する力

つまり身体や心の声に
耳を傾け聴き取る力を

日頃から心がけて養っていないと
思いがけないところで
麻痺しやすいものかもしれませんね。

私を含めた
食いしん坊さんたちには
たまらない季節の到来。

胃腸のことだけに限らず
気温がこれまでよりも下がった
連休明けの陽気のなか

ご自身にとっての
ちょうど好い加減を
あらゆるシーンで見極めながら

充実した実りの秋を
様々な場面で心ゆくまで味わって
お過ごしになられますように。

◎写真は、先日、安曇野で買って食した栗のペーストをたっぷり使った栗クリームと、栗餡をダブルで用いた２０ｃｍを余裕で超える大きさのエクレアでございます。期間限定につられて、思わず買うてしまいました。たいへん、たいへん、おいしゅうございました。せっかくいただくのでしたら、罪悪感よりも、幸せ感に充たされていただきたいものです。。。
現在、都内で仕事をしている間は、幸いといいましょうか、朝から晩まで連投とあって暴飲暴食をしている間もなく、黙々と、でも時折、ちょこっとの幸せタイムを織り交ぜながら品行方正にやってます！！！