今日は、朝から
大雨に見舞われている安曇野です。
昨日、母にお供し
長野に来てからは初めて
『信州まつもと大歌舞伎』
(このブログの最下部にHP貼りました)
を鑑賞する機会がありました。
プロフィールにも書いている通り
芝居(現代、古典問わず)、音楽、舞踊
ジャンルは問わず ”生の舞台” を
鑑賞することは趣味の一つです。
ただ、とりわけここ2~3年は
集中して仕事にまい進いたしたく
そちら(仕事)を日々
楽しみながらこなしていた
と言えるかもしれません。
また、長野に来た時分は
何もかもがそれどころではない
人生の修行の時期だったこともあり
こちらのイベントが
始まったことを知っていても
意識が向かいにくかったことも
あったかもしれません。
一緒に住まう家族のケアも
寝たり起きたり
健康管理が中心だったものから
ここ数年は、おかげさまで
”本人が、外へ出て何かを心から楽しむ”
という状態となったため
私が観たい、聴きたい
というものよりも
できる限り一緒に楽しめるものを
という視点に
一旦、変わってきています。
ありがたいことだなという思いと
私の趣味の範囲とはまた
ジャンルや観たいものが異なるので
幅が広がっておもしろい
というのが正直な感想です。
『信州まつもと大歌舞伎』については
歌舞伎座以外で歌舞伎を観るのは
初めての経験なのでワクワクしていました。
詳細は、下にHPを貼っておきますので
経緯や8回目となる今回までの歴史など
ご覧いただいたうえで
来年は信州、松本で
公演を観てみたいという皆さん
ぜひご参考になさってみてください!
通常より少し早めの時間から
開始だった朝イチの仕事を終えてから
飛び出しているのですが
昼休みを兼ねた1枠分の間に
出かけていることもあって
少し慌ただしい行程です。
高齢の家族と一緒に
こうしたイベントに出向くには
ギリギリの行動は
言うまでもなく、不向きです。
会場前まで家族に送ってもらうも
市内道路がどこもかしこも
連休とあって混みあっており
本当に、開演5分前という
まさにギリギリの到着でした。
自分の足で歩けはするものの
当然ながら速度が出ない
また、膝が痛かったりするので
続けては歩けないという状態の
母の手を引いての移動は
うなぎの寝床のように
奥に長い会場の
一番奥にある主ホールまでの移動は
泣きたくなるほど遠く感じられ
無理だとわかっているのに
どうしても手を強く引き
急ぎ足になってしまいがち。
少し先を見やると、ロビーには
たくさんの法被を着た
ボランティアの方々の姿が・・。
母は残り1席だった特等席、
私は1等席という1ブロック後ろの席の
ど真ん中だったこともあり
思い切ってボランティアの方に
力を貸していただきました。
母を彼女のブロックまで連れて行き
そこにきちんと座らせてから
私自身の席へ移動し
着席したお客様の足元を
譲っていただき
と真ん中の自らの席についたのでは
一旦、開演してしまった場合
多くのお客様の目障りになることを
懸念してのことでした。
ボランティアの方は
「ゆっくりで大丈夫ですからね」
と母に声をかけ
手を引いて誘導くださっています。
おかげさまで安心して
私自身も移動を急ぐことができました。
開演のアナウンスが流れる頃には
目の前のブロックに
しっかり母の姿があり
思いがけない速さにびっくりしました。
後々、訊ねたところ
秘密の通路で案内いただいたとのこと。
申し出てみるものだなぁと
感謝と共に感心してしまいました。
演目は母の好みでしたが
おかげさまで私も
愉快な演目に心から大笑いし
楽しいひと時を
過ごすことができました。
戻ってから、深夜まで
4枠の連投でしたが
楽しいエネルギーをいただいたおかげで
疲れ知らずといったところ。
こうした時間
おそらくこの先、だんだんと
限られてゆくであろう
大切な人々との時間を
改めて、楽しい思い出と共に
しかと胸に刻んでまいりたいと
感じています。
大勢のボランティアの皆様
連日、たいへんお疲れさまです。
そして、温かな眼差しを持って
お力を貸してくださいまして
本当にありがとうございました。
おかげさまで、やさしい時間を
過ごすことができました。
イベント情報はこちら 『信州まつもと大歌舞伎』
投稿者プロフィール
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ
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