こちらのブログでも
つぶやいてきたかもしれませんが
文具が子供の頃から
大好きでこだわりがあります。
それこそ、小学生時分から
鳩居堂さんをこのうえなく愛する
日本風にもこだわりは強いですが
１０代中盤以降は
海外での生活の影響も受け
輸入文具の美しさに
かなり惚れこんでいました。
持ち歩く文具そのものが
ファッションの一部であると考え
特に色彩には無意識レベルでも
徹底した美意識があった気がします。
お年頃になった今は
”やっぱ、使いやすさは大事だよね～”
といわんばかりで
長年のこだわりは
既に、解かれており
日本のメーカーさんを
こだわりもなく
日常的には使っています。
先日の帰京中
中日（２日目）のセッションを
朝から六本木で
まとめてみさせていただき
体調不良で日中の対面から
同日の夜半のオンラインに
変更なさった方があったおかげで
前後を調整し少し余白時間が出る
そんなタイミングがありました。
つい数日前に
ブログに綴ったばかりの墓参りも
それ故に
実現しているわけですが
一旦、青山や神宮前経由で
次のご予約の外苑前に戻る
ルートの途中で
懐かしい文具屋さんに
本当に「さくっ」とでしたが
立ち寄ることができました。
高校時代から多忙も多忙になる
３０代頭くらいに至るまでは
本当に足しげく通った
神宮前の美術系の輸入書籍や
輸入文具・雑貨を扱うお店
『on Sundays』さんです。
当時は
御茶ノ水にある画材屋さん
『レモン画翠』さんにも
足しげく通っており
こだわりの
つけインクとペンを
購入していたことは
以前、同じカテゴリー内でも
ブログに綴った気がします。
関連ブログ 『わたしのお気にいり（ボトルインク＆つけペン）』
高校時代まで遡りますと
当時は、原宿にあり
やがて間もなく
代官山へと移転した
やはり輸入文具（主にフランスやイタリア）を
取り扱う『フラクタル』さんという
個性的な店主様が経営するお店で
こだわりの文具を購入していました。
今は、残念ながら
なくなってしまったのでしょうか。
もう長いこと
探すことができていません。
話を 『on Sundays』 に話を戻すと
久しぶりに訪ねた店内は
変わらぬままで
オーナー様と懐かしの
こだわり文具の話題で
やさしいひと時
お話を交わすこともできました。
何せ、２０年以上ぶりに訪ねても
変わらぬ雰囲気とお顔があるって
うれしいことだったりします。
思いがけず訪ねた日を記念して
当初は買うつもりがなかった
１０代の頃は、頻繁に
もう本当に、頻繁に
買い求めていた
各種マーブル模様が美しい
インド紙のレターセット何点かを
これまたよくお世話になった
紙製のフォトアルバムと共に
購入してしまいました。
あの時代が蘇ります。
当時は、時に
弟とも一緒に出掛けて
今の奥さん、義妹へ綴る
ラブレターの便せんを、その都度
選んだことも思い出します。
私自身も、こちらの便せんを
使ってどれだけ多くの
友人たちや想い人たち（むふっ♡）に
文を綴ったことでしょう！
独特の紙の匂いと共に
甘酸っぱい若かりし頃の思い出が
蘇ってくるようです。
実は、この日
通りがかりでこちらのお店に
立ち寄らせていただいたのは
懐かしさはもちろん
今でも所有しており
たまに用いる
カルトン（紙製の紙挟さみ）を
買い求めたかったためでした。
学生時代は
マーブル模様の美しい
イタリアはフィレンツェ製の
カルトンを愛用していました。
授業に関わる書類全般を
毎日、めちゃめちゃ汗ばんだ手で
持ち歩いていたので
寿命が短かったものです。
下の写真にある
現在も所有する長持ちのものたちは
仕事の書類、時に
ピアノやヴァイオリンの楽譜を
そこに挟んで２５年以上
国内外あちこちを持ち歩き
愛用してきました。
それでも、そろそろ
残ったわずか２点が
寿命を過ぎているとあって
せっかく近くまで来たのだからと
寄ってみたのですが
カルトン自体、もう長いこと
扱わなくなっている
とのことでした。
これは、都内大手の文具店
伊東屋さんはじめ同じく
探し求めているも
見つけることができていません。
欧州へ飛ぶしか今のところ
手に入れる手段はなさそうです。
束の間の時間でしたが
かつての自分の愛用品の代替を探す
少し特別なひと時を
懐かしい面々と過ごすことができました。
皆さんの愛用品、そしてこだわりは
どんなものでしょうね。
そして、そこにはどんな思い出が共に
備わっていることでしょう。
25年以上使っている on Sundays さんで買い求めたドイツ製のカルトン。ボロボロですね・・・
投稿者プロフィール
- こまつまさこ心理相談室（安曇野ルーム）心理カウンセラー
-
今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ
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