ゴールデンウィークを終え
ご家族やお友達と
お出かけなさっていらした
皆さんにとって
その目に、心に
焼き付いた風景はどんなもので
いらしたのでしょう。
以前、一定の期間を通して
みさせていただいた
あるプロスポーツ選手の方の
つぶやいた一言を
ふとした瞬間
とりわけ住まう地域で
美しい風景を目にすると
思い出したりします。
調子を崩して一時的に
着の身着のまま
ご実家へ戻られた際
車でもなく
久しぶりに最寄駅から実家まで
歩かざるを得なく
その時に、久しぶりに眺めた
故郷の景色が
やさしくて、温かくて・・
ぽろぽろ、ぽろぽろ
しまいには声を上げて
泣きながら歩いて帰った。
堪えようとしても
決して止まることなく
嗚咽しながら泣きじゃくって
歩いたことを伺い
静かに頷きながら
ただ、聴かせていただいたことを
思い出します。
こころに染み入る風景
人生その時々の心象風景と
重なる景色というものを
いっそう意識して
眺めてみるようになりました。
ご自身がどのような姿であっても
そのままを受け止めて
懐に温かく包みこんでくれる。
そんな故郷の景色だったのかもしれません。
長期休みでご実家や
ご自身に所縁のある場所を訪ねた方々も
いらしたことでしょう。
その脳裏に、胸にと
大切に刻んだであろう
懐かしくやさしい風景
そして、そこに在る(かつて在った)
人々の姿や笑顔を
心のどこかに据えて
今日も、ご自身らしく
歩んでいらっしゃるのでしょうね。
こころの風景は
どんな時も皆さんの心の傍に
そっとあり
見守り続けていることと思うのです。
◎「国営アルプスあづみの公園」の里山エリアの菜の花畑。通りがかかりで撮影した際には、もう菜の花も終盤でした。段々畑の上に至るまで黄色に染まった畑や周囲の森の様子が色彩も手伝ってなのでしょう。とても温かく、そしてどこか懐かしく感じられました。
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ
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