今回の前編はこちら 『教えてまあくん その2-1 「相談室で扱うケースの特徴を教えてください」』
相談室のマスコット
しろくまの ”まあくん” が
皆さんからいただいた質問に
お答えするコーナーです。
Q. 「こまつまさこ心理相談室」で扱うケースの特徴を教えてください
A. 大きく分けますと
1.相談
2.自己実現・自己変革のサポート
3.コミュニケーション
です。
質問に対する概要をお答えした先日では
長くなりすぎて収まらなかった部分。
大別したうちの3.コミュニケーションについて。
こちらは、お一人お一人
抱える悩みや課題も異なり
セッションを通して
その方をよく知ったうえで
苦手意識や不得手な感覚を
改善するアプローチを共に探ってまいります。
ご来所なさる方々の中には
◎疾患や特異な気質をお持ちだったり
APD(聴覚情報処理障害)
吃音など身体的な不具合により
コミュニケーションを苦手とする。
あるいはそう感じてしまっている。
◎人が怖いのでそもそも会話が苦手
◎何をどう話してよいかわからない
◎人の目(目線)が怖い
◎人前で話せない
◎アサーションが苦手
◎相手にどう思われているか
気になってしまい
うまく話せない
◎相手や場面によって
話し方を変えたり
言葉を選ぶことが不得手だと感じる
◎あがり症
◎雄弁に語っているようで
実は相手に思いや
意図、真意が伝わらない
◎話があちこち飛ぶ
◎長いと言われてしまう
などなど・・・・あり過ぎて
記載しきれませんが
心理面、あるいは
身体的な面からの
不得手、苦手意識はもちろん
状況や場面に応じた話し方のコツや技法
プレゼンなど
ビジネス面における
シチュエーション別の話し方
夫婦間、親子間の会話
問題を抱える大切な存在との会話
などを
カウンセリングの中で
その方ならではの
備え持つ特徴や特性と
言葉や話し方とのうまい付き合い方を
みさせていただいています。
長く病院に通って
治療や指導・訓練を
受けたものの
改善が見られなかった経験をお持ちの方も
いらっしゃいますが
何より大切なのは
通り一遍のやり方や技法でなく
「その方ご本人」に
合ったアプローチで
体得していらしたかどうかが大切。
私はそう感じております。
時に、担当の医師とお話を交えたり
必要に応じて意見書を交わすなど
より的確な
サポートを心掛けております。
他には、大切な交渉場面
あるいは
会見、演説などにおける
話内容(スピーチ)の考案および作成
また、文章の書き方といったものにも
カウンセリングを通して
触れさせていただき
指導およびサポートを
させていただいています。
コミュニケーションには
その方そのものが表れていらっしゃいます。
うまくなろうとする意識も
とても素敵ですが
それぞれの良さ、形があってよいと
私は考えております。
そして、何より大切なことは
ご自身が投げた言葉を
受け取る相手があるということ。
双方のキャッチボールであることを
決して忘れてはならないでしょう。
ご自身らしさを大切に
コミュニケーションを
より気楽に楽しめるよう
お手伝いをさせていただければと思い
日々、皆様の心の声にも
耳を傾けつつ
お話を伺わせていただいています。
次回もお楽しみにね!!
◎写真は、先日一連の観桜の際の桜。美しい紅です。
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ
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