目の前にいらっしゃる方に
その方の感情や、考えについて
何かを質問すると
「母(父)は私(僕)のことをこう言います」
「息子(娘)が私は
こうなんじゃないかって言うんです」
「彼(彼女)が私はこんなんだからって言うから・・」
といった答えが返ってくることが
結構な割合であったりします。
私は、他でもない
”あなた様の今、この瞬間の
お気持ちや考え”
について伺っています。
どうして、ご自身の気持ちを答えるのに
自分ではない誰かの名前が
自分ではない誰かの言った発言が
自分ではない誰かが ”あなた様はこうだ”
と伝えた言葉が
出てくるのでしょう?
たとえ近しい関係の
家族や恋人であっても
「私」の気持ちは「私」にしか
わかりえません。
どのような間柄の方であれ
他の誰かが
代弁できることではないからです。
まずは、そこから
自分自身と向き合うということは
どういうことなのか
一緒に考えていけたらと思います。
家族であれ、夫婦であれ
恋人同士であれ、お身内であれ
気づかぬうちに
互いが大きく
依存しあっていることは
近しい方々から
影響を受けるという
ごく自然なこととは
少し異なり
自分自身が何者であるかを
見失って境界線が
わかりにくくなっていきます。
夫婦、恋人、親友
家族やお身内であっても
お一人お一人が
それぞれに大切な別個体。
もう一度、訊ねます。
今のあなた様ご自身は
どう感じて
どう思っているのでしょう?
ご自身の心の声は
何とおっしゃって
いらっしゃるのでしょう?
【家族・親子カウンセリング】
【夫婦・恋人・カップルカウンセリング】
◎写真は以前もブログで使った頂き物の『立町カヌレ』さんの美しいカヌレたち。今回もごちそうさまです。
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ