晩秋から冬季の期間は
玄関の内へ入れている
本来は玄関の外に並べられている
鉢植えやプランターの花木たち。
中には秋のうちに
早霜のようなものに遭ってしまい
葉も花もしおれたまま枯れる。
そんな憂き目にあった
植物たちもありまして・・。
すべてのエネルギーを
吸い取られたように
そのまま
枯れ木になっています。
それでも、葉を丁寧に落とし
丸坊主になった茎だけを
そのまま鉢に残し
その姿であっても
適度な水とお日様の陽射しを
与え続けていると
時季が巡ればこうして
小さな芽吹きをするんですね。
植物の生命力はすごいです。
根が地中にある限り
どのような姿からも
時が巡れば再生してゆく。
私の家の玄関の花々は
まさにそうした再生の鉢ばかりで
今、この凍てつく冬の期間も
花を咲かせ続ける鉢もありますし
どの鉢もいっせいに
花を咲かす時季などは、特に
ご来所くださる皆様に
「なんて、きれいなんでしょう」
と声を掛けられては
その巡る命を耀かせています。
私が再生の花々を
新しい鉢以上に大切にするのは
この植物の生命力こそ
長い人生のある一時
迷いや悩みで
歩みを一旦、止めた皆様が
自分の中に内在する
光を感じ取る力
そこを目指して
再び歩み始める力などが
自らの内にも
しかとあることを
どこかで感じ取っていただけると
いいなぁと思っているから
なのかもしれません。
3月の気象情報によれば
今週いっぱいは冬日が続くようですが
来週は寒い中でも
気温が上がる日がまた増えるようです。
植物たちも春の柔らかな陽光を求め
自らの内をたぎらす生命の力を
呼び覚ましている
そんなひとときなのでしょう。
それは、人もきっと同じなのでしょうね。。。
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ
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