詳細はまた別の機会に
綴れればと思いますが
久しぶりに昨日は
母と共に都内へ戻り
一緒に過ごす時間でした。
夜半からは仕事が入っていたので
母だけを一足早く先に
長野へ戻る電車に見送り
本日の深夜に私も
戻ることになっております。
これは親に限らず
兄弟、姉妹など
他のご家族でもあるのだろうと
思っておりますが
いつでも、いつまでも
一緒に過ごせるわけではなく
たとえ、お互いが健康であっても
それぞれに抱える生活や事情
時間の流れといった具合に
個々の大事な暮らしがある以上
交わる機会も
少なくなってしまうことも
あるのでしょう。
たっぷりあるようで
限られたその時間を
離れて暮らしていても
一緒にあっても
どのような思いで
日々、その心を
また時間を充たしてゆくのか。
だいぶ昔になりますが
ある方が気づきを口になさった際に
”たった数人しかいない家族で
たった二人のきょうだいで
なんで傷つけあっていたのだろう”
とつぶやいたことを思い出します。
頭では誰もがわかっていますが
そうきれいごとばかりを
言えないことも
一生懸命生きていると
人生の所々の場面で
生じることはあるものです。
それでも、その方が
つぶやかれた思いも
まさにその通りであって
何ゆえに傷つけあう必要が
あるのかどうか
と思うこともあります
言いたいこと、思ったことを
ぶつけやすいのも
安心できる場所があるからこそ。
そうしても、相手は
受け止めてくれると
口をつく言葉とは裏腹
心のどこかでは信じている
甘えられる場所だからこそ。
ご家族とのあり方
距離感や関係性も
「こうでなくては」という
お手本があるわけではなく
ご家族ごとの幸せやあり方が
あってよいと
私は個人的には考えています。
それでも、週末の夜半を迎え
賑わう人混みのなかを
ゆく先々タクシーから降りて
各目的場所に向かう時間は
幼き時分、かつて
自分がされたように
速度を落として歩きながら
その手をとり繋いで歩く
そのかけがえのない時間に
何か温かいものを感じ
感謝しておりました。
手から伝わる母の温もりが
いつまでもほんのりと残る朝
そんな気がしています。
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ
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