2月最終日、うるう年の
29日を迎えています。
寒暖差がたいへん激しい
気候のジェットコースターに
乗せられたような毎日でしたが
それさえもこの時季特有の
新しい季節を迎えるまでの
洗礼の期間とさえ感じられる。
そんな時間だったように
振り返っております。
皆さんの一か月はいかがでしたか?
私は年齢を問わずに
多くの学生さんをも
みさせていただいておりますが
日本のこの時季は
卒業、そして入学準備という
大きな節目となっています。
学校生活における
進級、卒業は
もちろんありますが
ご自身の内面における
「卒業」というのも
生きている道程の随所随所にあって。
カウンセリングを仕事にしていると
初めてお目にかかった頃が
懐かしく思えるほど
進化なさった方々を
春先に限ったことではありませんが
定期的に見送ることがあります。
ご本人同様
たいへんうれしいばかりか
そのお姿が誇らしくもあり
感慨深いことだったりします。
節目における卒業は
わかりやすいですが
本当はね
私たちは毎瞬間が実は
”初めて”
つまり新しい自分とその感覚を
感じられるチャンスに充ちています。
呼吸をするたびに
それまでの古い自分は
息とともに放出され
取り込んだ新しい空気と共に
新しい自分がいる。
そう考えると
何故ゆえについ先ほどまでの
自分の思いや考えに
捕らわれる必要がありましょう。
毎度、毎度
呼吸の度に新しく生まれ変わる
チャンスがあるのでしたら
生きている限りすべての瞬間が
チャンスである、とも
言えるのかもしれません。
明日からは3月。
深い呼吸を忘れずに
その呼吸を通してその都度
それまでの古くなった自分を
しっかり吐き出し
新たな息吹を身体と心に
しっかり取り入れて
新しく生まれ変わり
”初めて” を新鮮に感じてゆく。
そう考えると
毎日、毎瞬間がブランニューな
「私」なのかもしれません。
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ
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