朝からばた雪が舞う安曇野です。
朝一のセッション前は
雪かきをするほどではなかったものの
昼を過ぎて、いよいよ本格的に
積もり始めています。
少し前までは葉の存在ばかり
目立っていた椿の木には
大きな蕾が所々に
目立つようになっています。
どれほど厳しい寒さの中でも
やがて訪れる春の陽射しを待ち
蕾は膨らみ続けます。
美しい花を咲かせることを
本能的に知っているのしょうか
降り積もる雪の中
今はただじっと
心にその姿を描き
身を横たわらせているかのよう。
私たちの人生には
わかりやすく
動きがある時もあれば
一見、動きがないように
思える時もあります。
本当は、動きがないように
感じられる時ほど
内側を鍛錬し、磨く
大切な時間を過ごしていたりします。
今が、どのようであれ
すべてが
この先に繋がっています。
何ひとつ無駄なことなど
なかったということも
渦中にいらっしゃる今
無理やり頭で
わかろうとするのではなく
身に刻み感じ尽くした思いが
”その時” の到来とともに
体感としてわかる。。。
毎日、多くの皆様の「今」と出会い
私はそのように考えています。
向き合う方々の背後に
ご本人の自覚はなくとも
既に芽吹く蕾や
その先に咲かせたお花を
しっかり
感じ取らせていただいている。
だからなのかもしれません。
こうしている間も
雪はただ静かに、そして絶え間なく
降り積もり続けています。
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ
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