冷え込みと季節外れの暖かさを
日々、繰り返し経験している
庭の植物たちが
戸惑いながらも懸命に
その日その日の外気に
順応しようとしている姿は
どこか健気で
エネルギーをいただいています。
私たち、人間の身体も
本来は自然治癒力を備え
その時々の外部の環境に際し
生命維持のために
最優先を脳が判断し
適応できるようになっています。
身体と連動する心については
少し異なり
その備えた治癒力を超える
負荷がかかっていることも
人生では大いにあり
ご自身に備え持つ力だけではなく
そこに寄り添う数本の温かな手が
必要なこともあります。
身体に関していうと
先日、お世話になっている方々と
お話をしていて
改めて気づかされたことがありました。
コロナやインフルエンザといった
少し癖があったり
季節性の感染症に対して
どうしても特別な薬でないと
治らない・・と
思い込んでいる節もあって。
私自身が今季の罹患においては
やはり、何よりも仕事に影響が出るので
早く治したい一心から
普段はあまり頼りきらない
薬を欲した感はあります。
けれども、昔は(昭和のことを主に言っております)
熱は意味があって
出ていることが多いので
そのまましっかり出すことを
促された気がします。
(我が家だけでしょうかね??)
熱が出たら汗を拭いて
着替えをして、また休む。
よほど他の器官や臓器に
影響が出ない限り
風邪をひいて
熱が出るということは
「ちょいと、まあ、休みたまえ。。。」
そんな身体の内側からの
サインであったはずなのです。
私も、仕事や影響を及ぼす方々が
いらっしゃらなければ
1週間でも10日でも
ここぞとばかりに寝倒して
身体の回復を自然に待つことでしょう。
ある意味、現代に生きる私たちは
毎日がちょっと
必要以上に忙しく
自らがしてしまっている感もあります。
私一人が寝込んだくらいで
世の中(地球)は何事もなく
今日もちゃんと回っている。
その境地になれる時
なれない時
私の場合はどちらも
あるように感じていますが
むやみやたらに薬に頼ることで
本来、身体が持つ治癒力を
弱めていることには
気づくことは大切かもしれません。
熱が出たり調子を崩して
身体のバランスを失っている時は
様々なことに気づいて修正する
チャンスでもあります。
むやみに罹患や症状を
怖れることなく
身体の声をしっかり聴いて
調和を取り戻していくことが
大切なのだと思っています。
一部に不具合が生じるということは
そこだけを注視して
なんとかすることを
求められているのではなく
例えば、熱があることについて
申すのであれば
熱があるから下げればよい
という考えよりも
その部分から
エラーサインが出たことは
身体全体のバランスを
取り戻すために
元々弱い部位を中心に
負荷がかかり
わかりやすく
一時停止を促していることに
近いように考えています。
もちろん、医療機関の力を借り
しっかり対処することも
大切なことだと思っています。
ただ、過剰に頼り過ぎない。
既にご自身の内部(脳幹)に
ご自身の心身に関する
あらゆる叡智を秘めた
治癒の力をそれぞれが
それこそオーダーメイドで
元々備えられていらっしゃることを
覚えておかれるとよいかと思います。
私も、ぜひぜひ、今季の経験を元に
脳幹の働きを取り戻していきたい。
そう、思っています。
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ
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