11月を迎えた我が家の庭では
季節が入り乱れて
花々が咲いております。
真夏の太陽の下
太陽に負けぬオレンジ色で輝き
鮮やかに辺りを彩る
マリーゴールドが
今、この晩秋を迎えた時分に
全盛期を迎えています。
葉や茎は、秋が始まる時分には
茶色っぽい紅葉とも言える
色合いに変わっていくのですが
そこは変わらず定例に・・。
けれども、花は真夏の勢いで
満開を迎えているのです。
今夏の長野では、
ただでさえ強い紫外線が半端なく
植物の葉や花に
”焦げる” という現象が
あちこちで見られました。
マリーゴールドもその一つで
花は太陽光に負け
茎も水をやってもやっても
追いつかぬほどに焦げて
枯れ果てたような姿になり
夏の早い時期に終わりを迎えたように
見えたものです。
けれども、夏の暑さが落ち着き
蒸れや尋常でない陽射しが
息を潜めるやいなや
紅葉して色の変わった
茎や葉の先に
再び美しい花々を咲かせているのです。
自然界の不思議ですね。
与えられた生命とその輝きを
タイミングこそ
その時々の状況にあわせ
それぞれに・・・
時、来たれば
全身全霊で咲き誇り
全うしようとする姿。
その姿は、どこか
私たち人間とも重なるようで
たくさんのオレンジ色の頭を
秋の柔らかなお日様の下
キラキラ輝かす様子を
ほっこり眺める朝でした。
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ