ジェラート屋さんで
アルバイトをしたいと言った
身内との会話のやりとりから
ふと思い出したことがあります。
以前、知り合った
趣味のつながりの仲間が
結婚なさるまで写真のお仕事を
なさっていらしたと聴いたことを
ふと思い出します。
素敵だなとは思ったけれど
当時の私にとっては
そう聞いてぴんとこないというのが
正直なところ。
まだ、そういう人生の時期でした。
猛烈な勢いで最前線を
強い使命感とやりがいを持って走りぬく
そんな場面を長く生きてきた直後とあって
少し退屈そうに感じられたのです。
まだまだ私の眺める世界が
小さく、狭かったからなのでしょう。
様々な経験を通して
身近なささやかなことをも含め
いっそう、いろいろな幸せを
大切に感じることができるようになって
誰かと誰かが
笑顔でつながりあえることこそ
何物にも代えがたい幸せなのだと
実感しています。
自分の好きなことで
他者をほっこり幸せに
あるいは笑顔にできる。
やさしく穏やかなやりとりを
目の前に向き合う相手と
交わすことができる。
たとえ、そこにわずかな
決まった会話しかなくとも
また、言葉はなくとも
相手の笑顔を通して・・。
こんな素敵なことってあるでしょうか。
仕事だけに限ったことではなく
家庭や地域の中においても
毎日の小さな場面ごとに
目の前にいる他者を
時に、遠くなはれた誰かを
笑顔にできるって
最高に素敵で、すごいこと。
先述の仲間が当時
誇らしげに語った言葉を
思い出しています。
”カメラのレンズを通して
目の前の人々の笑顔に日々
触れられることがすごく幸せ”
そう語ったその方の澄んで
柔らかな表情を
何気なく、けれども
はっきりと思い出し
やさしい気持ちに
させていただいています。
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ
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