安曇野のお隣のエリアとなる
お好きな方々にはよく知られる
「安曇野ちひろ美術館」
へと向かう途中
農家さんが庭先の建物で営む
小さなお餅の店があります。
このお店については
また別の機会に紹介することにして
今日はそこの庭先に
ちょうど今時分に美しく実る
6月ならではの実
「ジューンベリー」について。
店先で真っ赤な実をつけ
青々と茂る葉と共に
曇天下で輝いていました。
木の下に潜って撮影をしていると
店のおばあさんが
「採って食べていきなさいよ!」
なんて声掛けしてくださって
いくつか摘まんでいただいてみます。
実が成るこの時季の採取は
鳥たちとの闘いとなるらしく
美味しいものに群がるのは
人だけではないのだなと
微笑ましく思ったりもして。
長野に来て、様々なベリーに
出逢っていますが
ジューンベリーはこのお宅で
数年前に初めて会いました。
都内で世話になっていた
銀座にある漢方医の先生が
ワンゲルの活動に熱中してらした
学生時代から長く
長野県内、特に中信地区の山々を
こよなく愛しておられ
10数年前、長野は安曇野へと
一旦、住まいを移す私に
お気にいりのお店を
いくつか教えてくださった
そのうちの一軒が
この餅屋さんだったわけです。
以来、10年少し経ち
一年のうち何度となく
立ち寄るお店ですが
6月に訪ねたのは初めてだった
数年前、この実を初めて知りました。
ジャムとして調理するには
ジューンベリー単体では
酸味が強くなりすぎるらしく
ここはお好みだと思いますが
ブルーベリーと混ぜて
ジャムにするのが
相性がよいのだそうです。
鮮やかな色合いが
梅雨時の空の下でも映えますね。
さくらんぼの摘み放題を
思い出したかのように
口の周りを赤くして夢中で頬張る
子供時代に戻ったような
どこか懐かしい時間でした。
今がまさに収穫真っ盛りの
ジューンベリー
今度は単体のジャムのお味を
試してみたいものです。。。
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ
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