心に傷を負ったり
何かしらの症状があって
それらを緩和、寛解していく過程では
行きつ戻りつは付きものであって
時にもどかしいような状態に
苛立つこともあるのかもしれません。
特に、身体反応を伴う場合は
寛解に長く時間を要することもあるため
以前と同じような症状が現れると
途端に、静まったように思えた
元々の不安が増し
”何も変わっていない”
という思いに駆られることも
あったりするのだと思います。
そんなときこそ
できるようになったことに
目を向けていただくように
しています。
一つ一つ、以前は出来なかったこと
あるいは一時的に困難があったことが
できるようになっていることは
実はものすごく
素晴らしいことだったりします。
過去のご自身を振り返ることで
現在の自分の力に気づくという
実は「今、この瞬間」そのもの
であったりするのです。
一旦、物事に対し不安が生じると
その不安を刺激することばかりに
目が向きがちなのですが
本当はできることが増え
乗り越えていらっしゃることも多い
そんなご自身の力を
再確認することにもなります。
ご自身のペースで
着々と自ら人生の道を
歩んでいらっしゃること。
その実感を、どんな時も
覚えていただくことそのものが
わき上がる不安に日常生活を
乗っ取られることなく
ご自身の人生を
”自ら舵を握っている” という感覚に
繋がっていくよう
日々、向き合わせていただいております。
◎我が家の庭には紫蘭が真っ盛り。鉢に植わっていない野生の蘭も凜としてステキです。
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ
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