都内から長野へ遊びに来た
友人、知人たちが
口をそろえていう言葉。
特急あずさで新宿駅に着いた途端
人工的な看板の色や街の色に
疲れてしまった。
自然から生まれる色は
どうして鮮やかな色彩でも
目や気持ちが疲れないのに
人工的な色には
疲れてしまうのでしょうね。
以前、長野に来てからの
漆黒の暗闇について
ブログにも書いたことがありました。
気持ちが疲れた時ほど
自然の中へ人々が出たがるのは
視覚から得る情報と刺激も
関連していることから理解できます。
自然が生み出す景色や色彩は
そのまま私たちが
地球というお母さんの
お腹の中にいたことを
思い出させてくれるからなのでしょうか。
どこかほっと安心します。
これは音に関しても
そうかもしれません。
人や街の音はダメなのに
鳥のさえずりや川の流れる音は
大丈夫だとおっしゃる方も
意外と多いように
自然から生まれる色彩も
どのような色であっても
無理なく受け入れられ
気持ちを落ち着かせてくれる
効果があるのだと思います。
「少し疲れちゃったな・・」
そんな声が心の内から聴こえたら
自然を感じられる場所へ出向き
目の前に広がる色彩を
目と心の目のどちらもで
眺めてゆっくり深呼吸しましょう。
なぜか安心感を覚え
少しお気持ちが落ち着くことを
感じられることと思います。
◎上の写真は安曇野市の観光名所「大王ワサビ農場」脇の川のほとり。濃淡様々な緑にあやめや菖蒲の花の色彩が映える美しい景色が広がっています。
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ
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