私たちのこれまでの人生が
どのようであっても
過去に経験してきたことの
すべてが集約して
今の私たちを創っている
と言っても
過言ではないと思います。
小さなことから
大きなことまで
日常のあらゆる場面で
私たちは選択を重ね
毎日を生きているのですが
”自ら選択をする” というと
なにか素晴らしい
思い通りの人生が始まるように
感じることもあります。
けれども、時に人生は厳しく
願った通りになるどころか
望まぬ方向へ人生が変わっていく。
そんなこともあります。
通り過ぎた時点に
いくつかあった選択肢について
思い悩んでは
”あの時、あぁしていれば”
と後悔することすら
あるのかもしれません。
けれども済んだことは
済んだこと。
過去はどうやっても
取り返すことはできません。
思慮や経験値が足らずに
やってしまったことは
自らの過ちや失敗を
素直に見つめ、正直に認める。
そこから学ぶことで
新たな力に換えていく
ことができます。
もちろん、うまくいったことは
感謝を込めて受け入れていく。
これらを日々繰り返しては
上等なパイ生地のように
いくつもの繊細な
”人生の層” を織り成しながら
自分を創っているのかもしれません。
私たちはどんな環境にあっても
自分のための変化を選択し
どの瞬間からであっても
自ら人生を彩り豊かに
創造していくことができる。
先日、過去への執着を手放し
厳しい課題を克服して
再生を果たした知人からの
うれしいニュースを耳に
こんなことを改めて感じました。
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ