子供の頃
月がさまざまな
形をするのは
膨らんだり萎んだり
毎日満ち欠けしているからだ。
そう信じていました。
でも、まもなくすると
月そのものは
変わらずそのままなのだと
分かります。
見える月の形が変わるのは
月、地球、太陽の角度によって
また、月が自ら輝くのではなく
太陽の光に照らされ
輝いていることまでも
わかるようになります。
夜だけではなく
真昼にも月が見えていることを
知るようになります。
毎日変わる月の形は
現象そのもので
同じ場所から見れば
誰が見ても同じように
見える事実です。
けれども、この現象が
真実ではないことも
先の月の実体のように
私たちは知っています。
わかるようになるって
まさに同じこと
なのかもしれませんね。
現象の向こうにある
ものごとの実体と本質。
言葉や表面に見てとれるものの
奥にある大切な不変的なもの。
心の目で眺めると
見えてくるものが
きっとあるのでしょうね。
心の目で眺めるとは
理屈や観念、エゴを通して
ものごとを見るのではなく
ただ感じるところから
始まるのだと思います。
”最近、ちょっと息苦しいな。
生きづらいな・・。”
そんな心の声が聞えたら
今週末はいつもより
少しだけゆっくりして
自然の中や
ご自身にとって
心地よいもののなかで
ただ感じることを大切に
過ごされてみてください。
感じるなかで
何かもっとご自身について
知りたくなることがあったなら
私はここにいますから
いつでもいらしてくださいね。
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ
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