友達の作り方がわからないという
学生さんがいました。
私はちょうど朝方に
散歩中に出会った犬のことを
思い出したので
どんな本を読むよりも
また理屈を考えるよりも
尻尾を振って近寄ってくる
ワンちゃんを見てみると
いいかもしれませんね
と応えました。
自分だったらどんな相手に
関心を示すかどうかを考えてみる。
興味を持った相手には
尻尾をぶんぶん振って
愛嬌たっぷり近寄ってくる犬をみて
心がほっこり緩み
思わずその頭を
手で撫でてしまうことは
ままあるように思います。
動物は純粋に本能的な部分で
相手への興味を示してくる。
ここが大切なのだと思います。
学校、恋愛、仕事・・・
どのような関係であっても
”本当に仲良くなりたい人がいるのなら
下心や損得勘定など関係なく
心からの純粋な関心と真心をこめて
相手に接する” ことから
互いにとって良い関係がつくれる。
私はそう思っています。
人は自分に興味関心を寄せる相手に
同じように関心を抱きやすい
これは心理学の世界でも
言われることですが
元々は紀元前に活躍した
ローマの詩人 シラスの言葉ですね。
仲良くなりたい相手がいるのなら
まずは
自分から関心を寄せてみる。
あれこれ策を練って
相手の気を惹こうとするよりも
よほど効果があると思います。
今日も相変わらず
散歩中のワンコに駆け寄られるなり
ベロベロされ
足を止めて「よしよし」と
頭を撫でたばかりの私は
改めてそう感じています。
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ
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