”バラクライングリッシュガーデンは
バラ園ではありません”
と断りが書いてあるにも関わらず
バラ園だと思い込み足を運び
「バラはどこに咲いているのですか?」
と訊ねる者、約2名・・。
長野に来てからは日曜代わりの
月曜日の午後、母を連れ
八ヶ岳の手前、長野県は蓼科高原にある
英国庭園のパイオニア(らしい!)
BARAKURA English Garden へ
車を飛ばして出かけてきました。
長野県民は24日まで無料、とSNSで
インフォをくださった方のおかげで
高速でわずか30分、山道20分程度の
比較的近場の素敵な場所を
知ることができました。
イギリスにいらしたことがある方は
花の村として有名なコッツウォルズを
彷彿させる雰囲気かもしれないですね。
(実際に、すれ違いざまにその名を挙げて
お連れさんと話をされる方々が
何人かいらっしゃりビックリしました)
ご年配の方からお若い方まで
年齢に関係なく、曇天のなか
時折射し込む5月の陽光の下
しばし、規制された日常生活からの
開放感に思い切り浸っている様子。
皆さん一様に
草木の放つ青臭さでむせかえる園内を
あちこちで美しい草花をカメラに納め
思い思いに散策されていらっしゃいました。
庭園内は時季ごとにお花が変わるらしく
訪ねた日には漆黒のチューリップが終わり
アリウムや藤の花、また愛らしい野花だちが
濃淡さまざまな新緑と相まって
幻想的な英国庭園風を醸していました。
何より最高だったのは鳥のさえずり声です!
自然の中に入ると猛烈にテンションがあがる私は
ウキウキしてしまって仕方ありません。
え?
長野県は安曇野に住んでいれば
日常が大自然の中?
確かにそうなのですが
こうした景観は、自然なようで
やはり人がこまめに世話や手入れをして
見せるために造り込んだ庭園。
このような自然に触れるのも
たまには良いですよね。
見慣れた田んぼや北アルプスの風景とは
また違った良さがあるわけです。
園内で多く見かけたのは
英国庭園を名乗る由来「寄せ植え」でした。
私たちがベンチやカフェで休憩する脇では
忙しなくガーデン内の専門スタッフが
寄せ植えの作業をされていました。
ガーデンの表情は、1週間で変わるのだそう。
私たちの心が毎日同じではないように
目に映る庭園の表情も日々
見え方も彩りも変わりゆく・・。
人間がコントロールできるようで出来ない
5000種類に及ぶという自然の生命の息吹と
景観に映し出される様々な表情を
園内散策で森林浴しながら
じっくりと感じさせていただく
心底癒される数時間でした。
休憩用に園内随所に置かれた
ガーデンベンチ各種がなんともステキ!
自然の中でもやはり休憩は大事、ダイジ・・。
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
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