小学校のころに、冬がまもなく終えるというこの時期になるとこちらの童謡を合唱したことのある方は多いかもしれませんね。
小学校から高校まで、音楽の先生に代わって伴奏ばかりだった私は、皆と一緒に歌いたくてたまらなくなるときが今でもあります。
「どこかで春が生まれている どこかで水が流れ出す
どこかでひばりが鳴いている どこかで芽の出る音がする
山の3月そよ風(原詩は東風(こち))吹いて どこかで春が生まれてる」
(百田宗治作詞・草川信作曲)
今日は全国的にお天気が良いのでしょうか。
こちら信州と呼ばれる長野でも朝からとても暖かく、一昨日までがマイナス5度越えだったことを忘れてしまいそうです。
朝、昇り始めた太陽の陽射しの下、我が家のお庭でもようやくわかりやすい春の兆しを見つけました。
福寿草です。
昨日まではまだこの黄色い蕾すら見えなかったのですから驚きます。
暖かい日曜日、きっと皆さんもいつも以上に遠回りや道草をしてあちらこちらの「春」を探しに、または感じにお出かけされていらっしゃることでしょう。
そんな小さな春の兆しを見つけるたびに、それを感じて胸躍らせるご自分の中の新しい予感にもぜひ気づいてあげてくださいね。
外界の新しい季節の到来を待つのと同じく、皆さんの心も暖かくなった陽気につられて何かが動き出す、変わり始める小さなきっかけを静かに待っています。
自然の中で思い切り深呼吸され、また自然と触れ合いそのちいさな声を聞いたり、あるいは息吹をただただ感じて・・。
そのまま素直になった心でご自分の中に既に訪れている新しい季節の兆しを感じとってみるのもよいかもしれませんね。
皆さんの心の中でも、どこかで春が生まれて、水が流れ出し、芽の出る音がする。
巡る四季の中で感じたり、見つけたりする小さな変化。
それに気づける皆さんはご自分の中にもいつのまにか、ちゃんと生まれていた新しい小さな春をもたくさん見つけることができると思います。
心の中でも、顔をだしたばかりの芽、暖かさをまとう風、いっそう勢いよく流れ出した澄んだ水が気づいてもらいたくてうずうずしていそうですよ。
自分の外にも、そして内にも、知らず知らずに訪れていた新しい季節の小さな兆しをたくさん発見できるような素敵な日曜日を今日も一日お過ごしくださいね。
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ
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