移動の時間がないとき
または、惜しいときに
出てしまう私の癖。
タクシーに乗ってしまうこと
だと思っています。
長野ではそうはいかない
そもそも
タクシーがそう走っていないので
つかまらない・・とあって
何とかする習慣が
自然と身に付きましたが
都内へ戻るとやはり癖で
急いでいるとき
少しでも乗り継ぎが面倒になると
出やすい癖
ともいえるかもしれません。
現在、仕事で帰京中ですが
昨日は、お相手様のご都合で
次の始まりが
少し遅くなったとあって
合間の移動を思わず
”タクスィ~~~っ!”
となりそうだったところを
時間ができた分
歩いて移動することにしました。
最初の打ち合わせ場の麹町から
永田町を抜けて次のセッション場
霞が関まで・・。
本当は歩けば
大した距離ではありません。
しだれ桜から萌黄色に装いを変え
美しい新緑に染まった皇居の内堀を
テクテク歩くにはもってこいの
陽射しの眩しい昼下がりでした。
10代から30代までは
ほぼ毎晩、自宅から歩いて向かい
この皇居内堀を走っていました。
いわば、お馴染みの風景です。
もう、ツツジが盛りとなっており
改めて
「こんなに花が大きかったかしら?」
と驚いてみたりして。。。
何よりも急いていた呼吸が整い
深く息がつけるような気持ちになります。
公共の交通機関や車による移動では
感じにくい
風景や光の移り変わり
また独特な街ごとの匂いを
身体と心で感じながら歩くこの感覚。
なんだかいい感じです!
少しゆとりができるだけで
自分の脚を使って
移動できるのですものね。
ふーっと深呼吸をしながら
眩しいほど
4月の陽光に照り映える
新緑の葉を眺める時間。
思いがけずにステキなものとなりました。
歩こう、歩こう。
少しでも予定の合間に
余裕を作って
自分の脚と身体はもちろん
創造力のためにもやはり
自分の脚で
”歩こう、歩こう”
そう強く心に誓ったのでした。
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ