黒ごま担々麺

 

久しぶりに戻った都内にて

昨日予定した最後の用事を済まし

入った担々麺屋さん。

 

気づけば慌ただしくしており

朝食以来の21過間近の食事です。

 

小雨降るなか赤坂まで歩いて戻る途中

どうしても我慢できず

暖簾をくぐってしまいました。

 

店内は広くおしゃれな造りなのに

耳に入ってくるのは中国語ばかり。

 

また、節電対策だからでしょうか?

暖房は効いていないようです。

 

好物の担々麺を

やはり中国語訛りの日本語を話す

スタッフさんオススメの

美味しそうな黒胡麻担々麺の大盛りに!

 

スープも真っ黒になるほど黒ごま尽くし。

 

 

お味もいいのですが何かが足りない?

 

辺りをぐるりと見回して気づきます。

 

“さく飯” にお一人様は

日常的に慣れていますが

暖房の切られただだっ広い店内で

ぽつねんと一人食す雰囲気。

 

改めて、寒い日ほど

暖かな場所で家族や友人たちと

美味しいねと言いながら

ふうふう言い熱々麺をすすり上げる

あの感覚でしょうか。

 

冬日に戻った花冷えさながらの

冷たい小雨が降る都心。

 

こんな日にこそ

暖かい部屋で、暖かいスタッフの笑顔

そして笑顔でテーブルを囲む仲間や家族

といったいつも周囲にある当たり前が

恋しくなるものなのですね。

 

美味しい担々麺でしたが

ふと親しい人々の顔が思い浮かび

食べ終わるなり店を後にします。

 

店の外では春先の冷たい雨が

降り続けています。

 

暖かい部屋と人の笑顔が

いつも以上に愛おしく感じる晩でした。

 

 

投稿者プロフィール

小松万佐子
小松万佐子こまつまさこ心理相談室(安曇野ルーム)心理カウンセラー
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