光がある限りできる影
梅雨明けした地域も多い
週末なのではないでしょうか。
太陽の陽光が力強くなってきて
アスファルトの照り返しも
半端ありませんね。
強い光は当然、濃い影を生みます。
”黒歴史”という言葉が流行りました。
私も語りつくせぬほどありますが
半分はおもしろおかしく
コメディチックに
笑いながら話せるほど
自身の中で既に消化されているもの。
けれども、人によっては
心の奥に残ったわだかまりや
ついたままの傷など
消したくても消えないもの
認めることができないもの
といった具合に
いつまでも心に暗い影を落とし
染みついたままになっているように
感じられる方も
いらっしゃるのかもしれません。
どのような過去があっても
あなた自身は常に
尊くて純粋な
なにより
完全な存在であることを
どうか忘れないでください。
心の闇の部分に力を与えず
黒点は黒点、影は影と
ただその実体さえ分かれば
もうそれ以上
それらの存在に怖がったり
怯えることはなくなります。
けれども、闇に力を与え
それを本物、実体だと思えば
とたんに黒点や影は力を得て
私たちを支配しようとしだします。
過去にあった様々なこと
辛く悲しい記憶や
耐え難い傷さえも
本来その芯の部分に
完全な明るさを抱き
この世に生まれてきた
私たちの実体には
なり得ないということ。
春から夏へ向かう
太陽光を見てきても
光が強くなればなるほど
影も濃くなってきます。
私たちの心の光と影も
もしかすると同じかもしれません。
でもどうか忘れないでください。
光がある限り
必ずそこには影があります。
なくなることを願っても
あるのは生きているんだもの
当たり前・・。
黒点や影がないことを
願うのではなく
それらが「黒点であり、影である」
ことを理解し
そのうえであえて
光のある方へ向かっていくことを
選んでいきたいと
私はいつも思っています。
暗闇がいつまでたっても
明けないと思っているあなたへ。
大丈夫、闇はあなたの実体じゃない。
あなたはどんな闇、影にも
脅かされない
尊い存在であることを
どうか忘れないでください。
私はいつでもここにいます。
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ
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