急激に暑さが増してきました。
昨晩夜半に長野へ戻りましたが
長野の爽やかなイメージはどこへやら
夜になっても翌朝を迎えても
どこか蒸し蒸し感を覚えています。
これから夏本番を迎えると
食欲が落ちるとおっしゃる方々も
いらっしゃいます。
また、高温多湿の陽気も
手伝ってなのか
ちょっとのことで
イライラしやすくなるのも
夏の人体に起こりやすい
特徴でもあるのかもしれません。
中医学の世界では
夏は五行の中でも「火」に属し
臓腑は「心」との関係が密接です。
五臓六腑という言い方を
思い出す方々も
いらっしゃるかもしれません。
先述の「心」は五臓の中の
リーダー格となります。
血を全身に行き渡らせたり
精神活動を管理する働きをするとあって
働きが低下すると
不安感や不眠、物忘れといった
症状がみられやすくなってきます。
カッカしやすくなるのは
不安感が増すことからも
生じているのですね。
季節柄、こんなときこそ
ご自身を癒やすものを
五感のうち感じやすいものから
取り入れられ
心とも、身体とも
無理なく付き合っていけるよう
工夫をなさってみてくださいね。
え? わたし?
癒やしの源は「食」でございます!
そうそう、「心」の働きは
小腸とも密接に結びついています。
ざっくり言えば
胃で既に消化、吸収されたものを
さらに要・不要に区別するのが
小腸とあって
「心」の機能が異常をきたすと
小腸の本来持つ
要・不要に区別する機能が
働きにくくなりがち。
尿の色が濁っていたら
少し「心」が弱っている可能性があるので
ゆったり心身を労るお時間を
大切になさるように
意識して過ごしてみましょう。
◎夏はっやっぱりカレーだね!!!
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ
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