6月になってすぐの時分だったでしょうか。
所用で出かけたついでに
毎年訪ねることが恒例になってきた
大峰高原に立ち寄り
カミツレの里へ足を延ばしてみました。
時間帯が平日午後の
よき時間とあって
訪れる人はなく
静寂な時間が流れています。
続いていた暴風のせいか
なぎ倒されたカミツレ畑の中を
わずかな時間でしたが
散策して歩いてみました。
辺りの森には
カッコーの鳴き声が
あちこちから響き渡り
花畑の中では
カミツレの花を行き来する
ミツバチの羽音が
カッコーの歌う隙間を埋めるように
聞えてきます。
久しぶりの静寂に触れた気がしました。
聴覚と嗅覚、そして視覚が
同時に刺激されたようで
わずか10数分の立ち寄りで
全身の感覚が
呼び覚まされたようです。
感覚が詰まることがないよう
時折、こうした時間を設け
開いた状態に戻すことをしています。
カモミールティのカップに
浸かったような
辺り一面に漂うカミツレの香りに包まれ
虫の羽音やカッコーの鳴き声に
耳を澄ませ
森の姿そのものの美しい花畑を
眺めて散策する。
静寂の中で感覚を
呼び覚ましているような
極上の癒やしの時間を
過ごすひとときでした。
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ
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