私たちの心の中にある様々な感情。
どなたの心の器も
また中に注がれたものについても
それぞれに
形も色も、澄み具合も
その時々によって変わるのでしょう。
いつも美しく
澄んで輝いているもので
あって欲しいけれど
生きている限り
そうとはいかなくって・・。
毎瞬間、外部で起きる出来事や
他の人々との交わりを通して
心の中で生じる様々な感情には
心地よいものもあれば
そうではないものもあって。
できれば心地よくないものを
自らの心の器から排除してしまえたら
苦しみもなく清々しく
気持ちよかったりするのでしょうけれど。
生きている以上
そして、人間である以上
そうした気持ちは
消しても消しても
場面を変えて出てきたりします。
うまくコントロールしようとしたり
消してしまいたいと思うよりも
どのような感情であれ
うまく付き合っていく
そんな感覚になれたら
よいのかもしれません。
ふと、横を見て
「あぁ、いるな」くらいの感覚で
同居させているような
感覚とでもいいましょうか。
このブログでは何年も
しつこいほどに綴り続けていますが
私たち人というのは
陰陽どちらも抱き合わせて
初めて完璧な存在であって
どちらかに偏った存在では
決してなかったりします。
神と言われる存在の領域に入り
その心に
澄んだものしかなくなった時には
もう、人間として
この世で生きる修行しなくてもよいほど
達観できているはずだから・・。
それほど、簡単なことじゃ
ないんだよって思います。
どのような思いや考えも
それが濁っていようが
澄んでいようが
私たちの大切な一部として
ただ眺められたらよいのでしょうね。
消そうとすればするほど
意識はそこに集中し
消したかったものは膨れ上がるばかり。
「あぁ、いるな」
そんな感覚を
日々生じる様々な出来事を通して
培っていけたらと思っています。
◎写真は安曇野ミルクさんの「モーモーロール」。さすが、牛乳のお味がほんのり香る生クリームが美味でございます。。。
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ
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